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番外編 僕の名前を呼んで
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凛side
ずっと、好きだった。
無口であまり表情も変わらない君だけど…
僕はずっとずっと、大好き。
「おい葉山、今日掃除当番よろしくな」
「う、うん…」
中学時代、僕はこんな雑用ばかり押し付けられていた。
都合のいいクラスメイト、みんなはそのぐらいにしか思ってなかった。
けど、ある日…
僕は君に出会ったんだ。
「葉山、今日も掃除よろしくな」
「…うん」
いつも通り、僕が掃除をして帰ればいいだけだった。
けど、どうしてかな?
こんなに涙が止まらないのは…
「掃除当番はあんたらなんですよね?じゃあさっさとやって下さいよ
人に押し付けてるとか、最低ですよ。先輩方?」
僕ね、君に救われたんだよ。
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