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喘ぐ
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「やだ、やめて」
音は鳴り止まず、下半身は快感に素直に反応していく
「喘いでよ。声聞きたいから」
喘ぐ?女みたいに?
いやん、とかあん、とか?
男だから、出ないだろ?
「出ない•••よ」
「出るよ。頑張って出してみよー」
頑張ったって、無理だ
声変わりしたこの喉では、汚い声しか出ないって
「あっ」
「そう、その調子」
言ってる自分が気持ち悪い
演技でいいのか?
女の子ように、あんあん喘ぐのは無理がある
「んっ」
「初めてだし、急には無理かな。もう、ここもぷっくりしてきたし、そろそろ」
そろそろ止めてくれるのか?
やっと解放されるのかと安心したら、ピリッとした痛みが走った
「あぁ」
ガジガジと、明らかに歯を立てて先の方を噛まれる
甘噛みよりも、少し強い感じがする
「んゃ•••いた•••」
「嘘ついちゃダメだよ。身体中ビクビクさせて。本当は気持ちいいんでしょ?」
首を縦に振り、そうじゃないと自分にも言い聞かせる
俺は男だ
そんなんで感じる訳がない
じゃあ、このウズウズとした下半身の反応はなんなのだ
分からない
いろんな事があり過ぎて、頭の中の処理能力が低下する
それでも、甘噛みされる度に声は漏れ、身体はビクビクと反応していく
「はぁ•••ぁっ•••こわい。お兄さん、やだっ」
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