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本宮side1―3
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俺は仕事を始めるためスタジオの準備をする。
さっさと撮って今日は終わりにしよう。
「あ、本宮さん、いつもごめんなさい。宜しくお願いします」
「夏川さん、早く大間使えるようにして…」
「はい…あ、あの…」
「大丈夫。準備があるから見ないよ」
「…はぁ…」
夏川の方は俺がこの場にいる事を快く思っていないのは知っている。
さすがに他人に、恋人のものとはいえ男のナニを咥えている所など見られたくないだろう。
だが、大間は夏川相手なら何でもいいようで、むしろこういうイレギュラーな状況に興奮する様だ。
二人きりにするよりも撮影がスムーズに進む。
それに…夏川のツンデレ具合が俺の目の保養になる。
全く好みな訳ではないのだが。
「んっ……裕君…」
俺がしても全く反応しないくせに…。
夏川の何がそんなに良いんだか…まぁいい。
「出すなよ?」
俺の言葉に二人ともピクリと反応する。
随分没頭していた様だな…いい身分だ。
俺は二人に近づき大間の様子を見る。
んー…もう少しか…。
俺は夏川を引き離しモデルの上に乗ってキスをする様に伝える。
多少不満そうではあったが(恥ずかしいだけ?)言う通りにした。
夏川は椅子に座っている大間に跨り、体面座位の状態でキスをする。
大間は今目の前の夏川しか見えてないから大丈夫か…。
俺は自分の手でモデルを仕上げていく。
俺のイメージ通りになる様に。
「そのままキスしてて…」
俺は夏川ごと撮影を始める。
顔は撮っていないし、これくらい許されるだろう。
俺はアングルを変えながら撮れるだけ撮った。
「裕くん…イキたい……」
見つめ合う恋人…。
俺の被写体から一気に大間 玲に戻った瞬間、急に冷めてしまった。
まぁ、いい写真は撮れたしいいか…。
「もう撮影終わったから出していいよ」
俺の言葉に一番反応を示したのは大間だった。
「じゃ、じゃあもう帰ってもいいですか?」
「いいよ」
大間はいつもこうだ。
仕事は遅いが帰るのは早い。
まぁ、撮影上ギリギリまで追い詰めるからなぁ…下半身を。
目の前に恋人がいれば仕方が無いのかもしれない。
と、俺はいつも無理矢理納得しようとしている。
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