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~第4話 毒林檎~
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小人達の小屋に住みはじめて数日経った。
俺が命を狙われていることもあり、小屋から出ないように赤司に言われた。
「今日のおは朝のラッキーアイテムはすりりんごか」
だが、この家に林檎はなかった・・・・・
何ということなのだ!?
これでは、黄瀬に殺される前に死ぬのだよ!!
緑間っちが亡き者となった今、この国で1番のイケメンはこの俺っスね☆
「鏡よ、この国で1番イケメンなのは誰っスか?」
「緑間だ」
「笠松先輩何言ってんスか?
緑間っちは森の崖から落ちて死んだんすよ!!」
「森の奥に住んでいる小人の小屋に住んでいる」
「・・・・・生きてたんスか。
こうなったら、自分で緑間っちを亡き者にするしかないっスね」
緑間っちを亡き者にする為に、今日のおは朝占いで言っていた蟹座のラッキーアイテムの林檎に毒を注入し、森の奥にある小屋に向かった。
緑間っち、待ってるっスよ?
すぐに黒子っちに会わせてやるっス。
「つ、疲れたっス。
本当にこんな小屋に緑間っちがいるんスか?」
俺は、小屋の扉をノックした。
「誰なのだよ?」
緑間っちの声がした。
俺は、普段の声より少し高めの声を出した。
「林檎売りです。
お1つ如何ですか?」
顔を出さないということは小屋の住人に外に出るなって言われているってことっスよね。
いくらラッキーアイテムでも買わないっスよね。
作戦失敗、来た道を戻ろうとしたら小屋の扉が勢いよく開いた。
「林檎1つ買うのだよ!!」
えぇぇぇぇ!!
どんだけおは朝占いを信じてんスか!?
俺は緑間っちに林檎を1つ渡した。
何はともあれ、作戦成功っス☆
林檎売りから買った林檎をすりりんごにした。
その林檎を口にした後の記憶はなかった・・・・・
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