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怖いくらいに、愛してる。
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「ねぇ、僕の事好きだよね?」
蕩けそうな微笑みを浮かべて聞いてくるこいつは、俺の幼馴染みで【恋人】の一ノ瀬 鳴海(いちのせ なるみ)だ。
人形のように白い肌、真っ黒な濡れた様に綺麗な黒髪、色素の薄い茶色の目。
薄く笑みを作る口元は本当にエロい。
そして、それを引き立てる口元のホクロも。
「当たり前だろ、好きだ」
そんな美形に抱きしめられて、愛の確認をされているのは俺。
そこら辺にいる男子。鈴木 浩人(すずき ひろと)
何故だか分からないが、俺はこいつに告白され、俺も好きだったので了承した。
すると、なんともビックリ、こいつは世間でいうヤンデレってやつだった。
そんなこんなで、こいつの機嫌を損ねたら最後、俺は殺されかねない。
いや、マジで。好きだけど、殺されるのは嫌だ。
だから、今日も今日とて、機嫌を損ねないようにしているのだ。
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