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狂おしいほどに。
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「嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ!!!!!!」
腰にぎゅっと抱き着いて今にも絞め殺さんとしている鳴海の頭を撫でる。
俺はそれを遠い目で見つめる。ああ、約束の時間に遅れそうだ。
「鳴海。約束があるんだ」
「聞いたさ。でも、嫌だよ」
そう、俺は約束がある。
誰との?そう、普通の男友達との。
俺だって普通に友達付き合いはするさ。
それくらいは鳴海だって言い聞かせてわかってる。じゃあ何でここまで駄々をこねるかって?
それは、合コンの数合わせだからだ。
「ねぇねぇねぇ!浩人は可愛いからその場にいる男子だって好きになっちゃうし、女子だってその可愛さに母性本能感じて好きになっちゃうよ!嫌だよ、そんなの!お願い、行かないで、ねぇ、足を折ってでも行かせたくない。いいよね?折っちゃえば行けないって言っても仕方ないって言うよね?それに、骨折なら治るから!ね、良いでしょう?」
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