アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
beginning of the end 5
-
少しの沈黙__。
湿気の多い空気が身体に絡んで気持ちが悪い。
さっきまで__。
月明かりが綺麗だったのに__。
今では月は何かに恐れるように隠れ、唯一の光は火災報知器の赤いランプが淡く淡く光っている。
黄瀬があの言葉を発した瞬間から何か__。
空気が変わった。
そして__。
『それでは......楽しい楽しいかくれんぼの始まりです。みなさん☆に見つからないように頑張ってくださいね。応援しています。』
放送がプツリと切れた___。
☆☆☆☆
かくれんぼ__。
何故__。
かくれんぼなんだろうか?
でも__。
なにか忘れているような__。
☆☆☆☆☆☆☆
青峰side
あぁ、なんでこんなってしまったんだか......こんな事になるんだったらテツとバスケしてればよかったなぁー。やっぱ、テツとバスケするのは楽しいし、大事な相棒だし、あー!もっとバスケしてぇーな〜。
そんな事を思っている青峰は理科準備室に隠れていた。あの放送があってから、数分がたっている。
以前__。
鬼は現れない__。
もう、本当いるのかこれ?鬼って?それに誰がやってんだよ。幽霊とか.....いるわけないんだし......
すると__。
ペタ、ペタ、ペタ.........
誰かの足音がする__。
だんだん
近ずいてきてる__?
いや、まだ距離があるはずだ。音がまだ小さい。少しの安堵が漏れる__。
しかし___。
ペタ、ペタ........
ダッダッダッダッダッダッダッダッ。
走ってくる。
それもこっちの方へ。
その足音がだんだんだん__。
迫ってくる__。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
14 / 31