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紫原は教室の影にそっそり隠れていた。
以前次々と仲間が捕まっている。さっきは緑間と黄瀬の悲鳴が響いていた、
どうしよう
どうしよう......。
僕も捕まるの......?
嫌々........
まだ僕はみんなと一緒に居たい.....。
そんな事を思っていると.......
ギィィーーー。
教室のドアが開く.......。
黒「.................む、紫原.....くん.......?」
あの聞きなれた透き通った声が聞こえる......
紫「黒.......ちん..........?」
黒「はい.......!そうです.....良かった.....」
黒子の声に紫原は安堵する。
紫「黒ちんまだ捕まってなかったんだね...!」
黒「はいっ!!
だって
僕が鬼だから捕まるわけ無いですもん。」
黒子は不敵な笑みを浮かべる。
紫「え.........どういうこと.........?」
黒「うふふ。君は何年経っても変わりませんね。
あーちゃん。」
あーちゃん............
もしかして___。
紫「おにーちゃん.......?」
紫原が震える声で言うと____。
黒子は笑って____。
黒「そうだよ。あーちゃん。
うふふ。やっと思い出してくれた。」
そういうと紫原をゆっくりと抱き締める。ふんわりと黒子の髪から柑橘系の香りが香る。
紫「おにーちゃん.....おにーちゃんだ.....」
いつも一緒に遊んでくれたおにーちゃん。
とても
かっこよくて
僕の憧れだった____。
そんな思いを馳せていると____。
ズルッ。
え___。
なに____?
紫原は真っ暗な空間へと向かいいれられる
紫「黒子ちん助けて!!助けて!!」
紫原は大きい声で助けを求める。
黒「いや。
だって
やっと
逢えたんだもん。
君たちとずっと遊びたくて遊びたくて___。
だから___。
君たちをこの中に閉じ込めてしまえばっ______。
待っててね?
みんな、見つけてくるから___。
きーちゃんとしーちゃんとだいちゃんと遊んでてね?」
「ごめんね?むらさきばらくん。」
そう言って黒子は走っていった___。
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