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友達のお見舞いに行ったらいきなり襲ってくる鬼畜野郎に恋してしまいました
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西川がベッドヘッドの方に手を伸ばし、カタンと音がする。
手に持ったのは…大きなハサミ。
「…おいっ、何する気だよまじで!!」
「拘束したら脱がせらんねぇだろ」
「はぁっ!?」
イミワカラン、とにかく刃物は危険だと暴れまわるが、金属のベルトはガチャガチャと音を鳴らすだけで取れそうもない。
こっちの腕が赤くなったあたりで、ジャキンと良い音がした。
「…は?」
俺の 道着が ハサミで 切られてる!?!?
「おいっ、ちょっ!!!
ふざけんな!!!
袴これめっちゃ良いやつなんだぞ!!!」
「後でお金あげるから新しいの買えば?
…あと五月蝿いから黙れ。」
そう言って、道着の切れ端を口の中に突っ込まれる。
反射的に吐き出すと、西川はどこまでも冷酷な眼差しでこちらを見た。
あ、目ぇ合ったの、初対面のときぶり。なんて場違いなことを考える。
「…次出したら、ハサミで去勢手術してやるよ」
なんだそれ怖すぎ!!
てかキャラ違いすぎ!!!!
俺が黙ると、また同じ布切れを突っ込まれた。
…自分の唾液だってのは分かってるけど、微妙に湿っててキショい。
ジャキジャキと音がして、ついに俺は真っ裸にされてしまった。
男同士だし、恥ずかしいとかはそんなに無いが…
ここまで来ると、男子校に通う俺には今から起こるであろうことの想像がついてしまう。
妄想であってほしい、と思うが…
「へぇ…筋肉質だな、やっぱ」
西川はそう言うと、俺の上に跨がり直してから腹筋のあたりをするりと撫でた。
くすぐったくてピクリと反応すると、「感じるのか?」なんて言ってサディスティックに笑う。
くすぐったいだけだ、ふざけんな。
そんな意思をこめて思いっきり睨むと、何も気にしていないかのように同じところを両手で撫で回してきた。
逃れようともがくけれど、少しも叶わない。
「ん"っ!?」
西川の手の先が、胸の突起を掠めた。
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