アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
友達のお見舞いに行ったらいきなり襲ってくる鬼畜野郎に恋してしまいました
26
-
ぱっ、といきなり西川の手がちんこから離されて、カチャカチャ、と左腕の方から音がする。
その音が右腕、胴、脚へと移り、ふわりと浮遊するような感覚に陥った。
「あ、だした、だしたい、だしたい、」
「はいはい、ちょっと待ちなよ」
いつの間にか自由になっている手を自身に伸ばそうとすると、その手が振り払われた。
部屋を出て別の部屋に入り、ふわ、と下ろされたのは、いかにも高級そうなベッドの上で。
「だしたい、あと、ちょっとなのに…」
「赤ちゃんみたい。
まあ待てって、
あの台の上だと流石に抱きづらいだろ?」
腕を上の方で一括りにされて、両手首を片手で押し付けられる。
かなり体重をかけているようで、じんわりと痛みが走った。
「い、いたい、うで…」
声に出して訴えると、西川は口と自由な方の手で器用に小さな四角い袋を開けてから言った。
「逃げられても困るからな」
ま、力なんてろくに入んねーだろうけど、と続けた西川に、言う。
「にげない」
西川が、目を丸くしてこちらを見るのがわかった。
思考は回らないけれど、言葉だけが口をついて出る。
「おれは、ぜったい、にげない」
意志を持って西川を睨むと、西川の顔が苦しげに、そして悲しげに歪んだように見えた。
「くそっ…、なんで、」
西川は悪態をつくと、前を寛げ先ほど開けたゴムを付けて、先端を俺の蕾へピタリと押し付けた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
27 / 56