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友達のお見舞いに行ったらいきなり襲ってくる鬼畜野郎に恋してしまいました
メリークリスマス!1
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ちょっとここで番外編ですっ
この小説のシリーズ作品である「双子の妹(ry」略してふたこいの番外編、「メリークリスマス!」のAnother ver.になります(・ω・)ノ
1日遅刻ごめんなさい(小声)
よろしければふたいもの方も一緒にお楽しみください♡
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「クリスマスパーティー?」
「そ。お兄ちゃん驚かせてやろうと思ってさー。サプライズパーティー!てきな!」
学校で奏里から誘いを受けたのは、クリスマス一週間前のことだった。
きっと俺が家族と約束する前に、と気を遣ってくれたんだと思う。
「…わかった。他には誰がいるんだ?」
「んー?ちぃとか晴とか?
まあまだ決まってないけどー。」
「ちぃ?」
「あっ、会ったこと無いっけね!
クリスマスのとき紹介するべさ〜」
楽しそうに奏里は笑って、くるくると回りながら席についた。
そんな仕草してたら、入れ替わりバレるぞ…。
あ、いや、楽しそうなときの奏太もあんなかんじか。
ほんとに双子、そっくりだ。
家に帰り、母親に城川家のクリスマスパーティーに参加することを告げる。
「えっと…春くん、いいの?」
「ん?あっちから誘ってきたんだからたぶん迷惑ってことは無いと思うけど…」
「うーんと、そうじゃなくて。だってその日は…」
お母さんたちは、多分俺とクリスマスを過ごしたがってる。
でも、せっかくだからパーティーには参加したかった。
「母さん、25日は家で過ごすから。
…だめ?」
あまり我儘を言わない俺が珍しく主張するものだから、驚いたのだろう。
母さんは目を見開いたけどすぐに細めて、優しい笑顔を浮かべた。
「…わかったわ。行ってらっしゃい」
「ありがとう!」
二階に駆け上がってベッドにダイブする。
「クリスマスパーティー、か…」
今年は、今までよりも楽しいクリスマスになりそうだ。
そんな予感を胸に抱きながら、ちょっとニヤけつつ遠のく意識を手放した。
____その予感が、外れるとも知らず。
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