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友達のお見舞いに行ったらいきなり襲ってくる鬼畜野郎に恋してしまいました
メリークリスマス!2
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12月24日。クリスマスイブ。
今日はパーティーの日だ。
奏里は今日は稽古に出なかった。
俺と晴はいつも通り参加したが、少し早めに切り上げることになっている。
もう少しで稽古を終わらせなきゃいけない時間だ。
そう気付いたとき、道場に見慣れない顔が入ってきた。
「お邪魔しまーっす、」
元気そうな、ふわふわしたショートカットの女子だ。
あれがちぃだろう、と当たりをつけて、稽古を終わらせ面を取る。
「初めまして。あなたが『ちぃ』さんですか?」
「初めましてっ!うん、私はちぃだよ。
本名は高田千夏。奏里の右腕兼晴の親友やってますっ!
ちぃって呼んでね?
そういうきみは、神林春くん?」
「はい。かな…奏太の親友兼用心棒やってます、よろしく」
「やだなぁ、同い年でしょ?
タメ語でよろしくっ!
私はたぶんこのままいくとシロカワに入ることになるからさ、長い付き合いになりそうだねっ」
「へぇ…。わかった、ありがとなっ!
俺のことは自由に呼んでくれ」
「ん〜、スタンダードに神林くん、って呼ばせてもらうよ。
苗字かっこいいよね!憧れちゃうっ」
「そうかぁ?ちょっと長すぎると思うんだが…」
無駄話に花を咲かせていると、晴が呆れたようなため息をついた。
「お前ら、よく初対面なのにそんな仲良く喋れんな…?
俺には無理」
「いやだって、今まで関わりが無かったのが不思議なくらいで…」
「邪魔するよ」
俺たちの会話を遮って入ってきたのは、奏太と奏里のお父さん、と…
「…はぁ!?西川ァ!?!?」
「はろ〜、しゅ ん くん♡」
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