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友達のお見舞いに行ったらいきなり襲ってくる鬼畜野郎に恋してしまいました
メリークリスマス!11
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最初は目を見開いてビックリしてた西川が指を抜いて、やがて笑って自分の前を寛げた。
慣れた手つきでゴムをつけて、ピトリとローションに塗れた先端が当たる。
それだけでヒクッと動く穴は、我ながら浅ましい。
でも、頭の中は期待と歓喜でいっぱいだった。
「お望みのままに、ね」
ゆっくりと西川が力をかけると、すんなりと入っていく。
早く来て、早く来て。
快感を今か今かと待ち望んでいるのに西川の動きはあくまでもゆっくりで、気が狂いそうになる。
…自分の形を、覚えこませようとしているみたいだ。
「あ…」
奥まで、入った。
腹を撫でて、息を吐く。
それだけで、心の底から気持ち良い。
「ねぇ」
「はぁ…あ、あ、」
「ちょっとぉ〜」
「…な、に」
「時計、見て?」
時計?何でいま?
意味がわからなかったが、うまく働かない頭は素直に西川の言うことをきいた。
短針は11、長針は59、秒針は、48を過ぎた。
ぼーっと眺めて、カウントする。
56、57、58、59、60。
12時になって、日付が変わると同時に、西川に抱きしめられた。
「メリークリスマス。
そんでもって…ハッピーバースデー。」
耳元で囁かれた声は柔らかく響いてきこえた。
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