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予兆
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言い終える前に腕を引っ張られて、菅井さんが座ってたソファーに押し付けるように座らされた
ソファーと菅井さんに挟まれ身動きがとれない
「もう壱は壱だけのものじゃない、俺のものでもある。俺のためにも体、大事にしてくれ」
わかったか?と聞かれ、こくんと頷く
それを見て嬉しそうに笑った
両手を頬に添えられる
察した僕はゆっくり目を閉じる
ガチャッ!
「こっんにちわっーーーーーーー!!こうくーーーん………………」
「……………」
「……………」
「失礼…しましたぁ……」
「っ……!」
突然入ってきた男は何も見なかったかのように出て行き
菅井さんは何もなかったかのように、そのままキスをしてきた
「んぅ……っ」
息が苦しくなり菅井さんの胸板を叩いた
「あー…、このまま壱食べたい…」
「なっ……!じゃなくて!菅井さん!」
「ん?」
「さっきの人、」
ああ、とめんどくさそうな顔をした
「鬱陶しいやつだけど、ちょっとだけ部屋に入れてもいいか?」
菅井さんの態度からみて、ややこしい人なのだろうか
玄関に行く姿を見送りながら少しだけ身構えた
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