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予兆
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「…………浩…」
「……!」
「へぇ、」
僕の言葉に空気ががらりと変わる
「浩、怒らないで?」
びっくりしている菅井さんにそのまま触れるだけのキスをした
「??っ」
菅井さんはうつむいたまま動かない
「こ…う……?わっ!」
急に抱きかかえられる
「陸、いいか?急ぎではないよな?」
「うん、全然。というか今日は仕事で来たわけじゃないから。こわ〜い浩くんをかえてくれた壱くんがどんなもんか見学しにきただけ、まぁ予想以上に壱くんの影響はすごいね、言い合いはじめたらいつも殴りかかろうとしてくるのにそれをひと言で止めるんだから、大したもんだよ、じゃあね、壱くん、気失わないように頑張るんだよ~!」
パタンとドアが閉まる
ほんとに嵐が過ぎ去ったみたいだ
部屋はしんと静まり返ってる
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