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「あ、そうだ」
「?」
「さっきみたいに仕事の関係で陸がよく家にくるけど、いいか?できるだけ壱が学校に行ってる間に来させるようにはする」
「ん、僕は大丈夫、気使わないで?」
「おう、ありがとな」
「そういえば、陸斗さん葬儀屋なんだね」
僕は陸斗さんを思い出す
上下灰色のスエットを着て、少し猫っ毛の癖毛は、寝癖を直してないような髪型にさせていた
なんというか、貧乏くさい印象だった
「らしくないなって思っただろ?」
浩はにやっと笑う
「葬儀屋ってもっとピシッとしてるイメージだったかな」
「そうだな、あいつは、式自体には参加しなくて裏の仕事だから、あんな格好してても支障はないんだろうけど。それでも四六時中あの格好はさすがに馬鹿だ」
「裏の仕事?」
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