アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
変化
-
「どう?」
僕は真剣な眼差しで浩をみていた
まるで試験の合否発表を待っているような緊張感
そうすると浩は柔らかい笑みを浮かべた
「すげえ美味い」
浩の言葉に体の力は抜ける
「よかった」
今まで身売りの客に対して作っていた時は自信があり、それほど気にしてはいなかった
けど相手が浩となれば、浩の口に合うかとか色んな事が気になってしょうがない
「壱の作る料理は本当に美味い、完全に俺の胃袋掴まれてる」
そんな浩の言葉にただただ嬉しくなった
「じゃあ、僕も…いただきます」
浩の半分とまではいかないものの、僕は自分の分のご飯もちゃんと盛っていた
それを見た時、浩は嬉しそうに僕にキスをしてくれたんだ
ちゃんと完食しなきゃ…
僕のスピードに合わせて浩もゆっくりと食べてくれる
今日の始業式の話をしたり、たわいない話をしながらゆっくりと平らげていった
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
48 / 182