アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
影山side3
-
俺は、はやく菅原さんに好きと伝えるべきか迷いながらロードワークをしていた。
にしても、随分今日の日向は、静かだな。
いつもなら、雄叫びをあげながら走ってるのに……。
「おい、日向。」
「……。」
「日向聞いてんのか、おいっ!」
「え、ん?な、何?ごめん、聞いてなかった…。」
「お前、何か悩んでんのか?」
「いや、うーん……。ちょっとな…。」
「きいてやろーか?」
「じゃあさ、もし、影山の好きな奴に好きな人がいたら、お前はどうする?」
「え、んー。悔しいから、振り向かせる。」
「どうやって?」
「色々アピールとかして……?」
「そっか。お前らしいな。」
「何でそんなこときくんだ?」
「いや、何でもねーよ。」
「んま、別に喋りたくなきゃ喋らなくていーけどよ、頑張れよ。色々。」
「?!きょ、今日の影山何か、怖いし、変だー!!」
「ん、んだとボゲェ!っ」
その頃の俺は、国見が会いに来てることなんて、想像もできなくて………。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
38 / 234