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岩泉side7
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せっかく、せっかく俺の中で、整理がついたから、及川と、花巻に伝えようと思っていたのに……。
及川には、好きだと。
花巻には、ごめんと。
なのに、及川がいきなり、泣き出した。
何か、俺と、花巻が付き合っていて、番と思ってるみたいだ。
及川らしいな…………。
それにしてもいつ言い出そう…………。
言いにくい雰囲気になっちまった。
覚悟を決めろっ!
ヨシッ!
「………。及川。一回しか言わねーから、良くきいてろよ。」
「…………?」
「俺は、及川、お前のことが好きだ。
花巻に告白されたけど、これから断るつもりだし、番にもなってねーよ。
俺はお前が好きなんだ。正直に言えなくて、色々上手く言いあらわせなくてスマン。」
「岩ちゃんが………?俺のこと好きって…………?本当に………?夢?そっか。夢なんだね!これは!だから、ほっぺたつねっても痛くない!ほらっ!」
ーギュウッ!
「?!?!イッタァア!」
「ばぁーか。夢じゃねーよ。んで、お前の返事は?俺、一応、告白したんだけど?」
なかなか、上手に、素直にいえなかったけど、やっと言えたんだ。
いくら、フラれても、後悔は、しない。
「………勿論、俺で良かったら。」
良かった…………………
ーふらっ………
ーバタァーンっ!!!!
「へ?ちょ、岩ちゃん?!岩ちゃん!!!
岩ちゃぁーん!っ。」
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