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赤葦said4
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落ち着こう。
うん。
一旦落ち着こう。
何かの見間違いだったって事も・・・
ないな。
なにかしろ理由があったんだと思う。
木兎さんを信じたいのは、山々だけど・・・。
木兎さんが女性と、食事していたのは事実ですしね。
これは、黒尾さんに連絡をとるべきでしょうか・・・?
いや、でもめんどくさいことになりそうだし・・・。
やめとこう。
なら、木兎さん本人に今日どうしていたのか聞くしかないですね。
ーガチャ
!!
帰ってきた。
「ただいまぁー!!って暗?!」
「おかえりなさい」
「うん。なんでこんなに暗いんだ?電気つけたら?」
「こっちのほうが落ち着くので・・・。」
「?」
木兎さんは、何がなんだかわからない顔をしていた。
「木兎さん。黒尾さんと遊んでどうでしたか?なんか言ってましたか・・・?」
「え!?え・・・、え=っと・・・。とくに何も・・・。」
「あれ?俺、黒尾さんに菜の花もらうって約束してたんだけどなあ・・・?」
もちろんそんな約束はしていない。
「あ、あ!そうそう!!え、えーっと、黒尾が、<ごめん、食べちゃった>って言ってたような・・・。」
「ふぅーん。そうですか。ところで木兎さん、本当は今日黒尾さんと会ってませんよね?」
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