アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
夜久side11
-
灰羽くんは、俺がお茶を持って行った時には、グルグル悩んでたみたい。
やっぱり、俺が原因なんだよな……
でも、その後、俺に思い出してもらいたいからとか言って、口をつぐんでしまった。
でもね、灰羽くん……
もう少しで思い出せると思うよ。
最近、頭が割れるほど痛くなって、
灰羽くんと一緒に帰った思い出とか、
灰羽くんと笑い合っているシーンが頭をよぎるんだ。
でも、それは、単なる俺の妄想かもしれないから、まだ、言うのは止めておくね。
いつか完璧に思い出せたら、言うね。
それまで、待っててくれるって保証はないけれど、何故か灰羽くんとは別れる気がしないんだ。
灰羽くんは、俺のいつでも隣に居る気がするんだ。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
162 / 234