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夜久side12
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灰羽くんは何をしていても絵になるなぁ
何て考えながら、灰羽くんを見ていると、
いきなり頭痛に見まわれた。
ー夢を見た。
それは、それは懐かしい夢。
『夜久さんっ!好きですよっ!!!』
この言葉は何時かの帰り道にリエーフに引き止められて言われた言葉。
あれ……?
リエーフ………?
リエーフって……?
いままで、俺は忘れていたの……?
大切な、大切な存在。
リエーフ。
俺、お前が好きだ。
煩いし、レシーブは下手だし、すぐに調子にのるし………でも、そんなリエーフが大好きなんだ。
いままで忘れててごめんな。
もし、もし、もう一度会えるとしたら、俺は今思ったことも、ずっと前から思ってたことも、全て、全てリエーフに伝えるよ。
だから、もう少し待っててな。
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