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灰羽side17
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それから、夜久さんの病室へ行き、近くにあったパイプ椅子に腰をかけ、夜久さんの隣にいた。
こんなに近くに居るのに、何だか遠くに感じる。
俺、何でいつも、夜久さんを守れないんだろう………?
夜久さんに迷惑かけてばっかりで何の役にもたってない。
だから、神様が俺に天罰を与えたんだ。
でも、何で夜久さんなの……?
俺、自身で良くないですか……?
夜久さん、関係ないでしょ?
「夜久さん………置いて行かないでくださいよ………。」
いつも、いつも俺の先を行く夜久さん。
頼もしくもあると同時に時々怖くなる。
いつか、いつか、ソレが壊れてしまうんじゃないかと……
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