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夜九side17
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遂に口を開いたと言っても、
リエーフは、口の中でモゴモゴとわけのわからないことを言っていた。
「……やっぱり……俺のこと…愛想尽かしたんだろ……?」
更に言葉を引き出すために俺はリエーフに追い討ちをかける。
「い、いや…!あの……愛想尽かしたんじゃなくて……その……」
それでも、ゴニョゴニョと言うリエーフに対して、俺もそろそろ限界がくる。
「……だから、なんなんだよっ!」
遂に怒鳴ってしまった俺にリエーフはかなりびっくりしていた。
それから、リエーフは顔を赤らめながら、
言葉を口にした。
「……その、逆……です……」
はい?よくわからないんだが…?
「うん……?」
「だから!愛想尽かしたんじゃなくて、その逆で、ちょっと、夜久さんに盛っちゃいそうなんですっ!」
リエーフは観念したように、早口で白状した。
「?!ちょ……!?リエーフ?!」
俺はと言うと、リエーフから出てきた言葉に戸惑いを隠しきれていなかった。
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