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国見side12
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体が重い…
暑い……
苦しい……
「……ぅ……」
「国見くん…?ちょっと、大丈夫?」
俺が目をあけると、視界に月島の顔が広かった。
「……くるしっ……」
俺は、苦しくて、暑くて……
頭が上手く働かなくて……
「病院行く?やっぱり。てかさ、国見くん、そろそろ抑制剤飲んでくれないかな?僕がキツいんだけど…」
あ、そうだった…。
俺、発情期だった…。
なのに、αのしかも、運命の番の奴がここまで耐えれるとか…。
「…そこ、」
「え?」
「……かばんから…」
「あぁ、とればいいんだね?」
俺が喋れないのを汲み取ってくれた月島が鞄のなかから、探してる。
「あ、あった。国見くん飲める?」
俺は、無言で横に首をふった。
「じゃあ、口移しでいいの…?」
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