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Ⅱ.. Mission,転入生の心を開け!!
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急いで教室に戻りくぅちゃんを探す。
…
……
………居ない!!
仕方ないので親衛隊の会議室へ向かう。
朝は何となく集まって情報交換してるって、くぅちゃんが言ってた!
会議室は白を基調とした、いかにも天使が居ますよ的な部屋になっている。
本当はガラッバンッて開けたいところだけど、親衛隊怖いから静かにノック。
__コンコン
「はぁい♡」
おっとこれは猫被り総隊長様だ!!
友達の家に来た時みたいな緊張感!!
「楠久なちです!空くんいますか!」
「なち…?」
扉を開けて顔を出したのは我が天使、くぅちゃんだった。
「…どうしたのぉ?」
「あのねー、子犬がいないって」
「いない?」
くぅちゃんは親衛隊の子達に、もう行くね、と声を掛けて僕の手を握った。
「いないってぇ、どういう事ぉ?」
一緒に教室に向かいながら、先程のことを話す。
「てことなのよ。子犬どこ行っちゃったの?」
「んー、言い忘れたかなぁ。子犬ねぇ、1年生なのぉ」
「…1年?」
聞いてないよおおお
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