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Ⅱ.. Mission,転入生の心を開け!!
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「まず僕から。昼に子犬と接触したよ。すごく威嚇されたけど。グレてるだけなら何となく行けるだろうって思ってたけど、違った。あの子犬、グレてるだけじゃないね。」
目が、暗かったから。
銀色のカラコンつけてたけど。
赤とか黄色でも似合うと思うなぁ。
「髪褒めて離れたけど、ちゃんと考えた方がよさそう。それについて、くぅちゃんが調べてくれてたよね」
「そぅ、子犬はぁ、結城って名字だけど違うみたいだねぇ」
「家庭の事情ってやつ?…厄介だなぁ」
なんとなーく、分かってきたかも。
「あきらはどうだった?」
「風紀に聞いてきた。子犬が転入してから仕事増えたって嘆いてたわ。器物破損が15件、強姦未遂が4件、喧嘩で注意喚起は頻繁にあるから数えてないらしい」
「強姦って…」
「ああ、被害の方な。所詮子犬だからな。ゴリラの中に物好きがいるんだろ、暴れて嫌がってるやつを犯すのが好きだってな」
やだ待って、生々しい…
なちさん無理矢理は嫌いなの…
「なちぃ、顔色悪いよぉ。大丈夫?」
「大丈夫。何か思い出しそうで…、取り敢えずまだ荒れてるってことね。それだけして退学にならないのは親の圧力がかけられてるってことかな」
「らしいな。風紀から子犬の扱いには慎重にって言われた」
「面倒だねぇ」
風紀も手に負えないのか。
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