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Ⅱ.. Mission,転入生の心を開け!!
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だいぶ長かったなぁ…、まだ2章なのに大丈夫かな。
そ!れ!で!
偶然装ってばったり会おうと思ったんだけど…
目撃情報が全然ない!!
「もー、どこだよ子犬ぅ」
そんなこんなで中庭に戻ってきました。
足跡でもいいから残してって…
ベンチに倒れ込んで後ろの木を見上げた時、子犬発見。
木の上で気持ち良さそうに寝てる。
そこはずるいって。
僕も登って、枝に座った。
よくこんなとこ登ったな!?高っ!!
それにしても、寝ていると幼くなるんだね。
眉間にシワ寄ってるけど可愛い寝顔。
「…なに見てんだよ」
「あれ、起きてたの?」
目を開けて上半身を起こす子犬。
うっわ、すごい睨むじゃん!
「人が近くにいたら眠れねんだよ」
「あは、ごめん。けど分かるなぁ、僕もなんだよね」
「は?」
意味わかんねえってか?
そんな顔してるぞ!
「いやーなことあってね、1人でいるのも、誰かがいるのも怖くて眠れない時があるんだ」
「…だからなんだよ」
「君も気を付けてね。ここ、案外人来るからさ」
じゃあね、と手を振って飛び降りた。
今日はこれくらいでいいんじゃない?
不思議な先輩って感じで。
ふらっと寄ってきてふらっと消えていく。
やってみたかったのよ!!
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