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Ⅲ.. Mission,危機を乗り越えて信頼を築くべし!
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美味しいご飯を食べ終え、やる気が出てきたのか早速着替えて海に向かうくぅちゃんと子犬。
はしゃぎまくる僕。
それを親のように見守る泳ぐ気満々のあきらとともくん。
年相応な男子高生ですよ、僕らは。
こんなことをイルカのボートに乗りながらしみじみ考えているといつの間にか沖に流されていた。
「おいなち、お前1人で海に入るなよ」
水ではしゃぐ僕に言った、あきらの一言がフラッシュバックする。テンション上がってて適当に返事して流してたわ。
問題を仕掛けるつもりが、本当に問題起こしてる…!!!
やばい、これは心底怒られるやつだ…。
しかも残念なことに僕は泳ぎが得意ではないのだ。
必死に手で漕いで戻ろうとするが、なかなか進まない。
だから水は嫌いなんだよおおお!!!
海に行こうってはしゃいだのは僕だけど!!!
「み、みんなぁああ!!!」
手を大きく振りありったけの大声を出して叫んだ。
そして振り向いたのは2人。
くぅちゃんと、子犬。
その後にあきらとともくんが気付いた。
遠目からでも分かる、あきらのお怒り度。
致し方ない…お叱りを受けよう。
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