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4-21※
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「ミヤさん…」
何度めかの深いキスの合間にそう呼ぶと。
「マキ、」
深山もまた息をつぐように、呼び返してくれた。
その声も、視線も。
蒔田を興奮させるのには十分なほどの色気で。さっきわいてきた疑問なんて、どこか遠くへ放り去って、我を忘れて行為に没頭しそうになる。
深山に抵抗されないことをいいことに、だんだん深くなっていくキスで、蒔田の下半身が主張を始めたことにだって、お互いに気づいてる。
だけど心のどこかで。それじゃだめだ、と蒔田の中で警鐘がなった。
「ミヤさん…なにか、ありましたか」
もしかしたら、この状況で聞くのは野暮かもしれない。だけど、確かめずにはいられなかった。
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