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運動系の部活動において。後輩が先輩のマッサージをする、というのはよくあることで。蒔田の高校でもそれは普通のことだった。
蒔田も、マッサージしたりされたり、当たり前に経験してきた。中には専属でとくに上手なヤツがレギュラーの主砲クラスの選手についてマッサージしたり。
深山ももちろん、そんな文化のなかで過ごしたから、いたってフツーの感覚だろう。
ただ、フツーでないのは。
ここが汗くさい部室ではなく、二人きりで。深山から風呂あがりのいい匂いがしてて。そして時たま蒔田が深山を可愛いなどと思ってしまっていることぐらいで。
「明日、肩とかケツにきそうな気がするー」
深山がケツというよりお尻と言った方がいいようなジャージの尻を突き出してプリプリしている光景を見て(もちろんこれはストレッチの一環で)、蒔田は頭を抱えた。色気もなにもない、のに、どぎまぎするのは。どうしてなんだろう。
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