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兄貴、聞いて
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「そんなことより!何か用事があったんじゃないのか?」
抵抗しても降ろしてくれない為、俺は諦めて大人しく抱かれながら、そう尋ねた。
「あ、そうでした!先輩、少しいいですか?体が大丈夫なら話をしたいと思って」
話、その言葉に俺はぐっと息を飲む。
はっきり言って、蛍斗さんと話すのは怖いし、未だに何を言っていいのかも分からない。
けど、けど…
「うん、大丈夫だ」
話をしなきゃ進まない。
真田との関係も、蛍斗さんとの関係も、ちゃんと向き合わないといけないんだ。
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