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しゃくりあげ、泣きじゃくる千色は、私に抵抗せず、薄汚れてシミだらけのお仕着せを脱がされる。
庭仕事をする古着の男性用のものに、包まれてた千色の美しい肌が露見する。
相変わらず、白くて滑らかで、良い肌触り。
インナーにまた、胸を押し潰す、アンダーシャツを着こんでいて、阿川医師の言葉を思い出す。
「千色、これは、家の中では外しておきなさい。身体に良くないって、先生言ってたでしょう?」
「お屋敷・・・でっ、バレっ、たらァ、困っ・・・るっ・・・って」
「わかった、じゃあ、私と一緒に、ここを出るとしようね」
涙にぬれた目を見開いて、千色は私を見つめた。
「私には、お前さえいてくれればいいんだ。この屋敷で暮らさせないって、脅されたんだね。
私は、お前がいないなら、死ぬって言ったよね?だからかな、いろんなこと我慢して
ここにいてくれる為に、言うことを聞いたんだね?私はお前がいないこんな窮屈な場所に居たくない」
私を避けた理由。
さっき、とうとう、話してしまった、脅しの一部。
千色は、身体の仕組みは女の子だった。だから、私から遠ざけられてしまうんだ。
私は金に飽かして孤児院から、少女を買ったなんてスキャンダルの元に成りかねない。
下賤な輩は、金持ちは色欲を自在に満たすことが出来ると思い込む。
確かに、人間は、金で、身体を売り買いする、平気で。
私の帝王学の教師の彼女も、会社では、私設役員秘書なのだそうだ。
会社の上層部の誰かの愛人で、もともとは、学生時代、ホテトル嬢だったらしい。
でも、この千色は人ではない、天使なんだと、私は思っている。
「ちー、教えてあげる。はい、万歳して?」
素直な千色はおずおずと手を上にあげる。私にこの窮屈なシャツを脱がせてもらう為に。
肋骨の上あたりにある裾を、一気に上に引き上げる。
衝撃と開放に、つましく揺れる二房。
帝王学の教師はたわわなそれを武器に生きているが、千色のこれは小ぶりで掌で包める。
触れたいと思うが、今は、付け根に口づけを残す程度にし、まずはこの服を剥いでしまいたい。
お仕着せは、上下繋がった、なんというのだろう、作業着とでもいうのか。
それなので上半身を裸にすると、何とも卑猥に見える。
腰から下に薄汚れた硬い布地のそれを纏った姿だからなんだろう。
観念している様子の千色は、座り込んだ腰を、私に導かれるままに上げる。
するすると、その汚い服は、脱がされ、放られた。
「下着は私好みのを着てくれていて助かった」
「え?これですか?」
ごくありきたりなボクサーパンツ。ただ、ピンクに白のドット柄だけど。
「新様と、お揃いだって、頂いたんです、退院のお祝いに」
「え、だ、誰に?」
「佐倉先生です。まだ、新様の分、渡せなくて、僕が持ってますけど」
あ、あの破廉恥な医者め~。私の恋人に下着など贈りつけて!
「あ、これ、奥さんが嫌がって穿いてくれないんですって。柄が可愛すぎるって。
だから、僕にって下さって。自分もお揃いじゃないから、穿かなかったんですって。
だから、その分は、新様にってお預かりしたんです」
可愛いっていいのに、ね?って、微笑む、お前の方が、可愛いんだが。
「では、汚す前に、脱がせるとしようね」
かあっと身体中を染めて、千色は、呟いた。
「もう・・・遅かったみたいですけど」
私の手を取り、あの部分を触らせた。
「ここって、すぐに濡れてしまうんですって。新様でしたら、見られてもいいです」
私の情欲を留める堰は、崩壊して。
貪るように、興奮で少し赤く色付いた花弁のような唇を求めた。
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