アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
過ちと欲望 .1*
-
桜side
「…ひぁ…ッ…あ、や……那雪ッ…駄、目そこッ……!ひぁぁん……!」
何故か俺は、先日出会ったばかりの後輩ーー…志藤 那雪に犯されている。
勢い良く身体がぶつかる度、自分のものとは思えない甲高い声が上がって、
ソレからは淫液が垂れ流れ続ける。
腕をネクタイで縛られていて動かせず、されるがままに後ろから犯されてしまう。
下半身のソレを握られて解放を許されずにいると、
快楽と、胸の痛みからか涙が溢れた。
「ははッ…先輩可愛い…こんなに感じて、さッ…!」
「んやぁぁぁッ……!やだ、放して!なゆッ……ひぅッ…!あ、ぁッ、や!
顔ッ……見えないよぉ…ッ…!!」
何故か、こうやって抱かれる事よりも、那雪の顔が見れないのが嫌で…
俺は必死に顔が見たいと、喘ぎ混じりに叫んだ。
「…………ッ…!!」
小さく舌打ちを打つと、ぐりんッ…と身体を回転させた。
「ひゃんッ…!…ぅあ、ぁッ…ぁ…なゅッ…なゆぅ…ッ…ふぁぁッ…!」
那雪の悲しげな…だけど欲情にまみれた表情に、俺は嬉しいのに、悲しくなって。
また、涙をぽろぽろと溢した。
その涙を那雪は唇で優しく取ってくれる…それがまた、涙を誘った。
「…あ、ふぁ…ッ…ん、んーー…ッ…!!やぁッ…だめ駄目ぇッ…!!…んぁあぁぁッ…!!」
敏感な一点をカリ首で擦りあげればその度に身体が跳ねる。
ビクビクと身体が震えて、中に入ってる那雪を締め付けると、ッ…と息を詰める声がする。
「先輩上手いッスね…もしかして、淫乱?」
那雪は冷たい顔で、淫乱、と俺を罵った。
こんな風になるのは那雪が触れているからなのに…とそんな事を思っても、
那雪の与える快楽に、何もかも分からなくなる。
「ち、違っ……ひぁッ…!あ、ぁ、なゆぅッ…!駄目、だめぇ!イッちゃぁ……!!」
「イケよ」
泣きそうな那雪の顔を見るのが辛くて、快楽に震える身体を叱咤して、
俺は繋がれた腕を伸ばした。
イク時に抱き締めたかったのだ…
那雪はそんな俺の様子に小さく微笑むと、
腕の拘束を解き、俺の腕をゆっくりと首に回して…何度も抽挿を繰り返した。
前立腺とその奥を壊れる位に擦り際奥に突き刺して、那雪はその手を放した。
「あッ…あ、ぁ…!ひぁぁぁぁぁッ……!!」
白いシーツにポタポタと白濁が落ちる。
強い快楽で頭がまっ白になって、
カシャ…と言うシャッター音にも気付かず俺は眠りについた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
9 / 203