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地下 (sideルジン
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ユーリが居なくなってから何日か経った。
その数日の間で、驚くことばかり起こっている。
まず、食事が少し温かいものになった。
味もしっかりついていて、俺が外にいたときと同じような『料理』だった。
ありがたかった。
次に、休みが取れるようになった。
毎日過労で死にそうだったが、今は前ほどキツくない。
それと、メイド。前は何かあれば八つ当たりをするような酷いメイドたちだったが、最近は大人しい。
それもこれもユーリが居なくなってからだ。
何かあった。
上で何か……あったのだ。
……ユーリは…無事だろうか………
ルジンはベッドに横たわりながら、ユーリを思い薄暗い天井を見つめた。
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