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動揺
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「あぁあ…そんな…奴隷なんか汚いわ……やめて頂戴……!」
「…少し本を読んでやっただけだろう。」
「そんなのおかしいわ…!?奴隷よ…!?そ、そもそも私たちと同じ部屋にいるということ自体あり得ないの…!」
「…普通の奴隷とは違う。」
「何が違うの!そんな馬鹿みたいな顔の…そんな…その子から離れてアーサー…!」
エイダはヒステリック気味に悲鳴をあげる。
アーサーは怯えるユーリの頭を撫で膝の上から降ろした。
「ユーリは、利口だぞ。」
エイダは目を細めてそう言ったアーサーに、これでもかというくらい目を開く。
「な、名前……そんっ……あ、アーサー、少し話しましょう…?こっちへ……」
「…あぁ…そうだな…私も話がある。」
アーサーはそう言って立ち上がるとユーリに待つように指示し、エイダと共に扉の向こうに消えた。
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