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女という生き物
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店で派手な赤い服を合わせていたエイダは、突然嬉しそうに振り向いた。
「ねぇアーサー?この服どうかしら?」
「いいんじゃないか。」
「じゃあこの棚の服、全部いただくわ!」
「い、いいんですか…!?ありがとうございます…!」
急いで走っていく店員を得意気に見送り、エイダは再び広い店内を見回す。
「ふふ、次は〜…」
「…まだ買うのか?」
「当たり前じゃない!女の買い物よ?」
「……そうか。…私がいる必要はあるのか?」
「あるわ。」
「………………」
「あ、これいいわね……」
「………私は馬車で待っている…」
「…これとこれと…これも……」
もはや全く話を聞いていないエイダを1人残し、アーサーは店を後にした。
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