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バースデー
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「たかが2人のパーティで…」
「2人だけでやるパーティだからこそよ。」
ダイニングの扉を開けたアーサーは中の様子に大きなため息を吐いた。
広いダイニングの真ん中に設置されたテーブルには、どうみても2人では食べきれない量の食事がのせられている。
こんなところに2人きりなんて流石に気まずい……と思っているのはアーサーだけなのだろう、エイダは会場の仕上がりに満足そうに笑った。
「さ、アーサー座って?話したいことがたくさんあるわ。」
「…………あぁ……」
アーサーは既に疲れた様子で、やれやれと椅子に腰を下ろす。
「……ユーリがいないと…どうもな…」
「………、……………」
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