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不幸中の。
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「貴方は…生れこそ不幸かもしれないけれど…周りの人間に恵まれるのね……」
「…?」
「ルジンくん、とても良い人だったわ。また機会があれば会いに行きましょう。」
アリアはユーリの手を引きながら振り向いて笑った。
「はい…!」
「でも、このことはアーサー様には内緒よ?」
「……わ、わかってます…!だれにもいいません…!」
「うん、偉いわ。」
理由はわからないが、ユーリはアーサーがルジンを嫌っていることは薄々感じている。
何故なのかはわからないが。
どこかで会ったことがあるのだろうか……
「ユーリ、気をつけて。そこ滑りやすいわよ。」
「あ、はい!だいじょうぶです!」
「私の手、しっかり握っておいてね。」
「はい…!」
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