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策略家5 (sideエイダ
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「-…で、そしたらアーサー様が…」
「…なんだかアーサー様もお変わりになられたわね……」
「そうね…あの、ユーリ…?だったかしら?あれが来てから180度変わったって感じ…」
「確かに。相当お気に入りだそうだもの。」
「、でも…たかが奴隷よ?世話をするのは私たちなのに………」
「そうよ、たかが奴隷じゃない。」
「えっ…?」
「、エイダ様…」
突然現れたエイダに、談話を楽しんでいたメイドたちは立ち上がった。
エイダはゆっくりと2人を追い詰めるようにしながら、机の端に指を這わせる。
「貴女たち、あの奴隷が邪魔だと思わない?追い出したいって…思わない?」
「……………………」
「………なにを…なさる気なのですか……?」
沈黙の中、片方が興味ありげに聞いた。
かかった、と、そう思った。
「大したことはしなくていいの、ちょっと風向きを変えるだけ。そしたらあとは…勝手に良い方向に向かうわ。」
「……………………」
「……………………」
「どうかしら」
わかっていて確認するような口調で、エイダはニッと笑う。
「や、やります…」
「そう、……貴女は?」
「…、…何をすれば…よろしいのでしょうか…」
エイダの計画が動き始めた。
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