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発見
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「アーサー!庭にあの子が…やっぱり帰ってきたのよ!」
「!!」
アーサーは少し躊躇った様子を見せたが、すぐに書斎を飛び出していった。
「…はっ……は、……っ、…」
庭に出ると、仰向けで気を失っているユーリを見つけた。
…アーサーはすぐに手を伸ばそうとして、はた、と手を止めた。
「……、…一先ず別棟へ連れて行け…まずは話を聞いて…それから私が処分を判断する…」
「…よろしいのですか?」
「早くしろ!」
1人の使用人がぐったりとしたユーリを抱える。
アーサーの腕に摑まりながら、エイダは笑みが零れそうなのを必死に堪えていた。
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