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目覚め2
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ドアを開けると、ベッドから上半身だけを起こして驚いた顔でこちらを見るユーリの姿があった。
アーサーは恐る恐る近づいて、その手でユーリをしっかりと抱きしめる。
「……ユーリ…ユーリ…すまない……ユーリ……」
ケイも泣きそうな顔で笑って何が起こったのかを理解しているのかいないのか、唖然としているユーリに駆け寄った。
「地下で気を失って…、それで…そのあとユーリが嘘をついていたんじゃないってわかったの…何週間も起きなくて…ほんとに心配で…アーサー様も……」
「…ぁ…え…?、え…?あの………
…アーサー様はどこですか……?」
申し訳なさそうに笑うユーリに、2人の表情が凍りついた。
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