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記憶2
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「………………………………、……」
パチ、と目が覚めた
自分の胸元に寄りかかるものがずるずると落ちそうになっていたからだ。
アーサーはそれを優しく受け止めてまた元の位置に戻した。
ユーリはスヤスヤと寝息を立てて静かに眠っている
ユーリにつられて自分も寝てしまっていたらしい。
「……2時間も…寝ていたか…」
またユーリが落ちないようにとゆっくりと伸びをして、ユーリを抱えたまま立ち上がり部屋から出た。
こうしてユーリを抱いて歩いていると、ユーリに靴を与える前が思い出される
「……花畑…」
不意に窓から見えた風景に何か思い出すかもしれないと、アーサーはユーリを抱えたまま外へ向かった。
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