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Episode6
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やばい、涙まで出てきた。俺の中のご主人様が占める大きさを理解した今日。ご主人様がいないと、俺は何をするにも怖い。恐ろしい。
すると突然、部屋の扉が開く音がした。俺の方に向かってくる足音。自然に頭が、ご主人様が来てる、って処理した。
「ご主人様…っ!」
嬉しい、嬉しい!ご主人様っ!迎えに来てくれた!
「侑君?残念ながら、僕はご主人様じゃないんだよ。」
「…は…?」
これが俺と精神科医の、出会いだった。
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