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Episode15 side時雨
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彼が眠りについた後、僕は彼の目隠しを取る作業に入っていた。火傷等で目隠しが皮膚に張り付いていないかとか一通りの事は調べ終えたけど、彼のご主人様はそれに関しては酷くしてなかったみたいだった。
彼は魘されている。
額に汗を浮かべて、顔を歪めて。
「ごめんね、侑君。」
僕は、彼の目隠しを外した。
外して驚いた事、その一。
彼は、綺麗な顔立ちをしていた事。
その二。
身体には多少傷があったのに、顔には全く無かったという事。
なら、何故彼のご主人様とやらは彼に目隠しをさせていたのだろう…?
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