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Episode39
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薬を嗅がされて眠らされた俺は、そのままご主人様の家へ連れて行かれた。
起きた時には、既に目隠しをされていた。
連れ去られたのが二歳の頃で、保護されたのが十七歳ぐらい。有に十五年程、ご主人様に軟禁されていた事になる。
*
「ねぇユウ君、君は随分と大人しいね。」
「これからは、私が君の親代わりだ。
呼び方は…そうだなぁ、『ご主人様』とでも呼んで貰おうか?」
ゴシュジンサマ?
ゴシュジンサマってなに?
こわいこと、されるの…?
「今度は震えているじゃないか。
大丈夫だよ、君の家庭の事情は分かっているつもりだからね。私が、助けてあげようね。」
たすける…?
やだ、おうちにかえして…めがみえないの、こわい…
「…これ、やだ…」
うしろでなにかがうでをとめてる。
がしゃがしゃしてもはずれなくて、こわい。
めもみえなくて、やだ。
「…おうち、かえりたい…こわい…」
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