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Episode104
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「…ん…?」
目が覚めた時、外は夜だった。
ベッドの重みに気づいて横を見ると、湊がベッドに腕と頭を乗せて眠っていた。
何故看護師や担当医が来なかったのかは、謎だけど。
もしかしたら、担当医が宿泊許可を取ってくれたのかと思った。
時計の針は、八時を指している。
月明かりが、病室に射し込んでくる。
ふと湊の顔を見ると、汗をかいていた。
やっぱり、ここで長袖は暑いんだろう。
そう思って、湊の袖を捲ってやった。
「…なっ…」
驚いた理由。
湊の腕には、大量の傷があった。
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