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本当に一瞬の幸せだった。
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「さぁ。葵君に何をしてもらおうかな。」
わざとらしく悩んでいる演技をする宇月。
何をやらされるのか怖くて身を強張られる葵。
まさに肉食獣が草食獣を追い詰めた時のようだ。
自分の意思では動けなくなってしまった葵。
その目には恐怖と僅かな希望。
前までは存在しなかった、僅かな希望。
その希望は宇月に落ちた事によって生まれたものである。
「こわい…」
そう小さく訴える声は宇月には届かなかった。
「決めたよ。葵君。じゃあね僕の前で今自慰してよ。」
目を丸くして驚く葵を見て笑う宇月。
「うっ…わぁ!」
勝手に動く身体。
逃れる事は許されなかった。
本当に一瞬の幸せだった。
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