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「そ、そんなのや、だよ…お、俺正孝の事、は、好きだけど…そういう好きじゃ、ない……から、お願い…も、う、帰り…たいよ…」
葵は息を整えながら正孝に言う。
だが葵の言葉は正孝の心を動かすことは出来なかった…。
正孝の表情が歪む。
葵はその表情を見て恐怖した。
元の正孝に戻って欲しいと願った。
でもその思いですら届くことは無かった。
「なに言ってんの?もう葵は俺のものだって言ったじゃん。聞いて無かったの?」
「聞いてたよ…聞いてた、けど、俺の気持ちもちょっとは考えてく「やだ。…そしたら葵は俺のこと好きになってくれるのか?くれないだろ。
…そんなに俺が嫌?怖い?」
「嫌じゃないよ…ただ、俺の気持ちも考えて欲しい、だ、けだから」
葵の声が震える。
「そんなに声震わせてやっぱり葵は俺のこと怖くて嫌なんでしょ?葵が俺のものにならないならいっそ………」
正孝は震える葵の白くて細い首を掴み、少しづつ力をいれていく。
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