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「んっ……やだ、ほ…解いて…」
中の異物の圧迫に耐えながら拒否の言葉を口にする。
男のものしかも親友だった人のを咥えるなんて考えた事も無い。
『ん?………親友だった?』
葵は本当に正孝と親友同しだったのか突っかかった。
『親友だと思ってたのは俺だけで、正孝は俺の事犯したいとかそう言う目でいつも俺の隣にいたのか?仲良くしてくれたのもそう言う……』
実話葵には余り友達が居なかった。
そのため、いつも隣にいてくれて優しくしてくれる正孝は生きていく中でかなり大きな存在だった。
だから葵はそんな正孝とは親友だと思っていた。
それが勝手な思い込みだと悟った瞬間どうしようも無く涙が溢れた。
「えぐっ…ぅっ…ん…っ、…」
正孝は、急に泣き出す葵に少し驚き声をかける。
「急にどうしたの?なんで泣いてるの?そんなに俺の事嫌いなの?」
葵は正孝の事は嫌いではなかった。
その事を伝えようと首を横に振る。
「…っ正孝は…お、俺のこと…親友だって…思ってたのっ…?」
「そんなの思った事なんて一度も無い……」
何故か正孝は悲しそうに言う。
葵はその言葉に落胆した。
正孝の顔がけわしくなっている事に気が付き、怯えを隠せない。
親友だと思ってたのは自分だけだった。
その事実に葵は混乱していた。
葵の呼吸が荒くなっていく。
俗に言う過呼吸状態だ。
「はぁっ…はぁっ…はぁっ…」
過呼吸になり上手く酸素を取り込めなくなり葵の意識は朦朧としていた。
頭の混乱もあり、葵はあっさり意識を手放した。
そんなの葵を見て携帯の日付を見る。
「あと、二週間か………」
そんな言葉をつぶやいた。
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